こんにちは、さるすべりです。
今回は、資産運用と健康の関係性について考える出来事があったのでお話しします。
鼠径ヘルニアになった父
数ヶ月前から、私の父に異変が起きていました。
鼠径部(股の近くの下腹部)にボコっと何かが出ていると言うのです。そして、もの凄い「ギュルルルー」という感じの腸の鳴る音が聞こえるのです。更に便が出なくて、長時間トイレに籠もっている事もたびたびありました。
母は病院に行くように何度か父に言っていたみたいですが、今までに入院した事もなく頑固オヤジの気質がある父は頑なに拒否していました。
ところが先日、いつもより苦しそうな表情の父がそこにいました。お腹が痛く座る事も出来ずに中腰でおり、脂汗をかいて苦悶に満ちた表情の父がいました。
流石に急を要すると思い、家族みんなで説得し翌日には病院に受診に行かせました。(翌日には痛みも治まっていたので、「やっぱり病院にはいかん!」と駄々をこねる父を何とか連れて行きました。笑)
そして病院に受診した結果、
「鼠径ヘルニア」
と診断されました。
鼠径ヘルニアとは簡単に言えば脱腸の事です。鼠径部からボコッと出ていた物の正体は脱腸だったのです。
現段階では腹腔外に出た腸がまた戻る状態なのですが、悪化すると腸が戻らなくなって壊死してしまったり、イレウス(腸閉塞)になってしまう可能性もあるとの事でした。また、父は高血圧なので血液をサラサラにする薬も飲んでおり、血管が破裂した際には大量出血となるリスクも持っているのです。
とにかく出術が必要な状態との事でした。
診断後
はっきりと「鼠径ヘルニア」と診断されて逆に安心したのか、父は帰宅後美味しそうにご飯を食べていました。(鼠径ヘルニアになる人は毎年たくさんおり、内視鏡を使った手術もそこまで難しい手術ではないとの事。)
「ご飯ってこんなに美味しかったんだな。」
「孫が成人するまで長生きせんとあかんな。」
しみじみと、普通にご飯が食べられる事に感謝していました。そして、これからも健康でいたいと心から願っている様子でした。
また、先生から「もっと運動した方が良い。」と言われたのか、ウォーキングも行くようになりました。
10月に手術が控えている父ですが、診断前とは違って、今はとても前向きな姿勢で病気に立ち向かうようになりました。
資産運用と健康
父の病気が判明し、父の姿を見ていると、
「健康って大事だな」
と、私も考えるようになりました。
資産運用と健康は切っても切り離せない関係性だと思います。
どんなに資産運用を行い資産が増えても、健康でなければ人生は十分には楽しめません。
資産形成が成功しリタイア生活を始めた瞬間に、病気で倒れてしまったら意味がありません。
逆に、健康であっても資産がなければ身を削って定年まで働く必要があります。(注:あくまで仕事が辛く嫌いな人の場合です。)
そのような状態で定年を迎えても、体力も気力も残っておらず楽しい余生を何年過ごせるかも分かりません。頼りとなる年金も十分に貰えるかどうかも分からない御時世です。
「健康を意識し資産運用を行いリタイア生活を目指す」
これを私の資産運用のスタイルとしていきたいです。
おわりに
ここまで健康の重要性について書いてきましたが、どうしても避けられない病気はあります。(先天性の病気や遺伝的なもの)
この記事で記載している「健康」とは、主に不摂生が原因による病気にならない事だと解釈してください。
さて、健康を意識して資産運用を行う上で、私は次の項目を出来るだけ実施していきたいと思います。
- 適度な運動をする
- バランスの取れた食生活をする
- 十分な睡眠時間を取る
当たり前な項目ですが、これを長年継続していく事は意外と難しいのではないかと思います。
しかし、定年までにリタイアして健康的にリタイア生活を謳歌する為にも、実施しなければいけないと思っております。(ストレスにならない無理のない範囲で)
具体的には、「節約を切り詰め十分な栄養の食事を摂らない」、「深夜までブログを書いている」等の行為は控えていきたいと考えています。
いつの日かこのブログで、健康的にリタイア生活を送っている日々を報告できる事を願って、今回の記事は締めさせていただきます。