こんにちは、さるすべりです。

近年はiDeCoやつみたてNISAの普及により、「インデックスファンドによる長期投資」が最適解という風潮が多く見受けられます。

しかし、（私を含めて）いったいどれだけの人がこの長期投資を実践できているのでしょうか？

私自身も運用方針が変わってばっかり

私は昨年の8月にこのブログを開始しましたが、それから何度も運用方針が変わっています。
※当初は現物の株やREITやETFをメインで運用していましたが、今は投資信託メイン（殆どがグローバル3倍3分法という始末…）となっています。

結局そういった無駄な売買をする事で、手数料や譲渡益税がかかったり、高値で購入（投資信託の売買にはラグがある）したりして、パフォーマンスが悪くなってしまうのです。

なぜ長期保有できないか

私自身を分析すると、やはり「何となく購入している」に尽きると思います。

・ダウの犬戦略に惹かれ何となく日本株でも同じ戦略をとる
・配当金は嬉しいから何となく配当金重視のポートフォリオを組む
・レバレッジの効いたバランスファンドに惹かれ何となくグローバル3倍3分法ファンドを購入する

恥ずかしいですが全て自分の話です…

その時その時で思いつきの戦法や流行りの投資信託に飛びついていたら、

そりゃ長期投資なんてできるわけもありません。

長期投資する為には

長期投資する為の原則は、

「自分自身が死ぬまで一度も売却しない自信のある商品を選ぶ」

事です。

その時代の流行りの投資信託に目移りするようではいけません。

何十年も保有し続ける覚悟が必要なのです。

そう考えると、とてもシンプルで単純なファンドが候補に挙がってくるのではないでしょうか。

「生涯ひとつの商品しか購入する事ができない」

と言われたらアナタは何を選びますか？

そこで出てきた答えがあなたにとっての長期投資に耐えうるファンドなのです。

ちなみに私の答えは、

「eMAXISSlimバランス（8資産均等型）」

です。

「日本株式、先進国株式、新興国株式、日本REIT、先進国REIT、日本債券、先進国債券、新興国債券」

この8つの資産に均等に投資するファンドです。

幅広く分散しているので、どの資産が伸びようが利益を享受し常に平均点を得る事ができます。

また三菱UFJ国際投信（株）のeMAXISSlimシリーズは、常に信託報酬の最安を求め続けるのが特徴ですので、自分が死ぬまで何十年経とうが満足のいく信託報酬で運用してもらう事が可能なのです。それにより、信託報酬がより安いファンドへ乗り替えする防止策となっているのです。

純資産総額も466.20億円（令和2年5月8日付）と申し分ないです。（償還の心配もなし）

全世界の株式に時価総額比で投資する「eMAXISSlim全世界株式（オール・カントリー）」も良いと思うのですが、REITが伸びる可能性もありますし、暴落時にクッションとなってくれる債券も捨てがたいと思い、より心穏やかに長期投資できそうなMAXISSlimバランス（8資産均等型）を選びました。

つみたてNISAは長期投資に最適

長期投資という意味でやはり「つみたてNISA」は素晴らしい制度だと思います。

私の投資歴で2年以上も保有し続けられているのは「つみたてNISA」だけです。

20年という貴重な非課税枠をそう簡単に売却してしまうのは勿体ないですからね。

金融庁は本当に良い制度を作ったと思います。

今後もつみたてNISAやiDeCoでは株式ファンド（日本、先進国、新興国）を積み立てていきたいです。

余談

運用会社のフィデリティが顧客のパフォーマンスを調査したところ、1番成績の良かった人は「亡くなっている人」、2番目は「運用しているのを忘れている人」だったとの事です。

あさこ@nafco355

今日ノリで行った投資セミナーで一番ためになった資料。

※Twitterより

長期投資（何もしない）がどれだけパフォーマンスに影響するか示されています。

おわりに

eMAXISSlimバランス（8資産均等型）はあくまで私の答えです。

考え方は人それぞれです。（今後もアメリカの成長を信じてやまない方であれば米国株式を保有し続ければ良いのです。）

なお今回の記事で私の答えを示した以上、今後はそのように実践していきたいと思います。

とりあえず特定口座で保有しているグローバル3倍3分法が値上がりしてきたら整理したいですね。（今は譲渡損が大きくなるのでできず…）

早く真の長期投資家になりたいです。