こんにちは、さるすべりです。
SOMPO123先進国株式というインデックスファンド顔負けのアクティブファンドが昨年末に誕生していました。(今更知った)
簡単にご紹介しましょう。
SOMPO123先進国株式の特徴
以下、主な情報出典:SOMPO123先進国株式公式HP
安すぎる信託報酬
なぜインデックスファンド顔負けなのか?
それはアクティブファンドでありながら、どの先進国株式インデックスファンドよりも信託報酬(コスト)が安いからです。※2022.2.15現在
松井証券口座で先進国株式ファンド(米国含む)を信託報酬順にソート
信託報酬は驚きの0.077%(税込)で1位となっています!
SBIの雪だるま(先進国株式)やニッセイ外国株式・Slim先進国株式どころか、スリムS&P500よりも安い信託報酬となっています。
しかもギリギリ安くしてきたわけではなく、雪だるま(先進国株式)よりも0.0252ポイントも安く設定してきました。
これでアクティブファンドというのですから驚きです。
普通アクティブファンドはファンドマネージャーが独自に調査し銘柄選定を行うので、コストがかさみ信託報酬が高くなります。
なぜこれほど安くできるのか不思議です。
運用プロセス
上画像のように
- 日本を除く先進国株式
- 投資候補ユニバース(信用格付けが投資適格未満の企業の株式を除外)
- 概ね123銘柄程度に絞り込み(時価総額や流動性、銘柄毎の特性等を勘案)
1~3の順に銘柄を選定していきます。
ファンド名に入っている123は銘柄数からきていたのが分かりますね!
やはり2,3の時点で調査や選定が行われているのでコストが高くならないのかな?と思うのですが、そこはSOMPOアセットマネジメントの素晴らしい手腕が発揮されているのでしょうか・・
主要な組み入れ銘柄
- アップル 4.5%
- マイクロソフト 4.3%
- グーグル 3.7%
- アマゾン・ドット・コム 3.1%
- メタ・プラットフォームズ 2.2%
- アドビ 1.7%
- エヌビディア 1.6%
- ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー 1.5%
- エンブリッジ 1.5%
- ASMLホールディング 1.3%
これが上位10銘柄と組み入れ比率です。
主要銘柄は概ねカバーしていますね。
ただしMSCIコクサイ連動であるSlim先進国株式と比べてみると、テスラが入っていないのが分かります。
信用格付け的に問題がある?のかもしれません。
設定来パフォーマンス
いちおう設定来パフォーマンスを見てみましょう。(まだ1ヶ月も経ってないですが笑)
SOMPO123、Slim先進国株式、大和住銀DC海外株式を比較してみました。※どれも日本を除く先進国株式に投資しています
この短期間では何とも言えないですが、この中ではSlim先進国株式の成績が良く値動きも安定していますね。
SOMPOと大和住銀DC海外株式はボラティリティが大きく見えます。
銘柄数が多いSlim先進国株式のリスクがより低くなるのは当然ですが。
とりあえず1年後ぐらいに比較しないと評価はできませんね。
これからのパフォーマンスに期待です!
おわりに
私はSOMPO123先進国株式というファンドを出してくれたSOMPOアセットマネジメントに感謝します。
アクティブファンドでありながらインデックスファンドよりも安い信託報酬にした挑戦を評価します!!
これが先駆けとなってアクティブファンドの信託報酬は0.1%~0.2%が当たり前という時代が到来して欲しいですね!