こんにちは、さるすべりです。
ウクライナ情勢により世界経済は不穏状態が続いています。
そしてウクライナへ軍事侵攻しているロシアには各国から制裁が行われています。
ロシア株は大きく下落、現在ロシア株式市場は停止しておりロシア株に投資しているファンドにとっても他人事ではありません。
そんな中、MSCIとFTSEが主要指数からロシアを除外すると発表。
正常に投資できる状態ではないと判断したためです。
MSCIとFTSE、「投資不可能」なロシアを主要指数から除外
出典:Bloomberg
私も資産の半分はオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式「オール・カントリー」)なので無関係ではありません。
オルカンのロシア比率
オルカンはMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスがベンチマークです。
ですのでMSCIによるロシア株除外に関係しています。
では一体オルカンのロシア比率はどれくらいなのでしょうか?
新興国株の中のロシア比率は後述するように3.9%(eMAXIS Slim 新興国株式インデックス)ですからeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)全体でみればロシア株の比率は0.468%くらいなんですよ。
出典:お金に生きる「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)やBRICsなどの投資信託にロシア株はどれだけ含まれているのか?」
オルカンにおけるロシア株比率はたった0.468%しありません。
ぶっちゃけ大したことはありません。
心配するような影響はないと思われます😅
全世界株式への分散の有効性
今回のように一国の株価がどうなるかは誰にもわかりません。
仮にロシア株へ集中投資していた人は多額の損失を被ったでしょう。
やはり一国への集中投資はリスクが大きいと感じます。
世界を牽引する企業が揃っている米国でさえも未来はわかりません。
もちろん世界を牽引する米国と新興国株式であるロシアを単純に比較するのも失礼ではありますが。
しかし、オルカンような全世界株式で世界中の国々に投資した方が間違いなく無難な選択です。
今回のMSCI・FTSE指数からのロシア株除外で強く思いました。
おわりに
株価がどう動くかは素人が予測しても絶対当たりません。
今回のウクライナ侵攻も「まさか?」でした。
ロシア株MSCI・FTSE除外もそうです。
無理なものは無理です。
少なくとも殆どの凡人にとっては無理な話です。
であるならば、我々凡人個人投資家にできることはひとつ。
全世界株式へ投資して、時間を味方にして、長期的に資産を育てていくことです。
成績を気にせず永遠に保有できることが個人投資家の強みです。
強みを最大限に生かしましょう😊