こんにちは、さるすべりです。
私は株式投資を用いて資産運用を行っていますが、ハッキリ言って投資の才能はないです。
それでも年々確実に資産は増えていっています。
今回はその理由について掘り下げてみたいと思います。
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結婚前から現在までの資産推移
実は妻と結婚してからもう直ぐで4年が経ちます。
結婚前に妻に資産額を伝えていたのですが、その当時は700万円程しかありませんでした。
しかし、現在の資産額は2,200万円程あります。(ジュニアNISAで子供2人に贈与した分を含む。)
正直、
いつの間にこんなに増えてたの!?
というのが率直な気持ちです。
資産が1,000万円を超えた時は「大台に乗った!」と喜んでた記憶があるのです、それから2,000万円を超えた時までの記憶があまりありません。
本当に一瞬でした。
株式投資を始めた当時
株式投資を始めた当時はデイトレードをやってみた事もありました。
しかし、勉強嫌いな事もあり適当に売買していて結果は散々なものでした。
私は株価が上がるまで我慢ができない性格でしたので向いていなかったのでしょう。
典型的な「高く買って安く売る」しかできない駄目トレーダーでした。
この時に「自分には投資の才能はない」と自覚する事ができました。
時価総額上位の高配当株式を長期保有する
それから中長期の投資をしようと色々と試行錯誤(優待投資や投資信託等)したのですが、本格的に株式投資で利益が出るようになったのは、高配当株式を長く保有するようになってからでした。
私の日本株の運用方針は「時価総額上位100社から配当利回り順に9銘柄保有」、J-REITの運用方針は「時価総額上位30法人から配当利回り順に9銘柄保有」です。※年始にリバランスを実施。
この投資法にはいくつものメリットが存在します。
安心して長期保有できる
時価総額上位の会社は、概ね倒産リスクも少なく信頼できる有名な会社ばかりとなっています。ですので、安心して長期保有して配当金を得る事ができます。
配当金がモチベーションに繋がる
配当金をたくさん貰う程、単純に嬉しい気持ちになります。以前は投資信託のみのポートフォリオの時がありましたが、配当金を貰う喜びがなく退屈で止めてしまいました。私は配当金があるからこそ、株式を長期保有していても苦になりません。
売買手数料が最小限に抑えられる
株式を長期保有する事で、デイトレードのように売買手数料がかさむ事がなくなります。それによりリターンの向上に繋がります。
売却益も狙える
実はこの投資法は「ダウの犬」戦略を参考にしています。
ダウの犬とはダウの犬戦略と呼ばれる株式の運用手法のことです。ダウ10戦略の別名です。
ダウの犬戦略は、米国を代表する株価指数であるダウ平均(正式名称:ダウ・ジョーンズ 工業株価平均=Dow Jones Industrial Average)を構成する30銘柄のうち、配当利回りが最も高い10銘柄を12月31日に購入し、その10銘柄を翌年の12月31日まで保有し、その時点で配当利回りが最も高い10銘柄と入れ替えるということを毎年繰り返す投資手法のことです。
配当利回りが高い銘柄は、通常株価が低く抑えられていて、配当利回りが低い銘柄よりも株価が上昇する可能性が高いという考え方がこの戦略の基本になっています。
投信資料館より引用
要するに、配当利回りが高い銘柄は株価が下がっているので今後上昇する可能性が高いという事です。これが新興株等では上場廃止まで下落していく可能性もあるので対象外なのですが、ダウ平均に選ばれるような時価総額が大きく有名な会社ならば一時的な下落と見る事ができるのです。
これを年1回のリバランスを行う事により、自動的に「安くなった銘柄を買い、高くなった銘柄を売る」という理想的な売買を行う事ができるのです。
「配当金を得ながら、売却益も狙える」まさに一石二鳥な投資法と言えるのではないでしょうか。
おわりに
どうでしたか?
以上が「投資の才能がない私が株式投資で資産を増やせる理由」です。
「時価総額上位から配当利回りが高い順に銘柄を保有」する投資法は、誰にでも簡単に始める事ができ、かつ利益も十分に狙える投資法という事が理解できたのではないでしょうか。
配当金と売却益の両方を得る事ができる、こんなに楽しい投資法は他にないと思います。
私のように投資の才能がなく配当金を貰うのが大好きな方には、是非おすすめしたい投資法です。
※海外株と海外REIT関しては、個別銘柄が日本市場には上場していないのでダウの犬戦略はとれませんのでETFを購入しています。