こんにちは、さるすべりです。
私は先日新しいポートフォリオに移行しました。
参考:新しいポートフォリオへ移行しました!!【純資産120%ポートフォリオ】
これによりポートフォリオにはゴールド(SMTゴールドインデックス・オープン)が組み入れられました。
今回は買い付け日の翌日にちょっとした暴落があったのでゴールドのリスクヘッジ効果は本当にあるのか?を確認したいと思います。
ゴールドのリスクヘッジ効果
今回は我がポートフォリオに組み入れられているSMTゴールドインデックス・オープンとiFreeレバレッジ(NASDAQ100・S&P500)の値動きを比較してみたいと思います。
新ポートフォリオに移行して実際にSMTゴールドとiFreeレバレッジの買い付けが完了したのは2月17日です。
そして翌日2月18日には小規模な暴落がありました。
お互い損益±0からどのように変化したでしょうか。
下の損益画面(赤枠内)をご覧ください。
結果は一目瞭然ですね。
見事にゴールドがポートフォリオ全体の価格変動を抑えるリスクヘッジ効果となっていることが分かります。
ゴールドの比較対象が株式レバレッジ2倍ファンドで大きく下落しているので大したリスクヘッジにはなっていないように見えるかもしれません。
しかし株式クラスが大きくマイナスな中、プラスを叩き出しているのは素直に凄いです!!
流石金!!見事なマイナス相関!!
ちなみ18日のオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式[オール・カントリー])は−1.96%です。
オルカンはポートフォリオの50%を占めるので、全体的に考えるとゴールドのヘッジは十分に機能していると思います。
流石に殆どがレバレッジファンドだったら現在のゴールド10%程度では効果が薄いかなーと感じますが。
株式下落時には為替ヘッジありがより効果的か?
先程の損益画面を再度ご覧ください↑
ゴールドの為替ヘッジありの方がより高いリターンをあげています。
これはどういうことか?
私は詳しくないので参考記事を引用します。
「ヘッジあり」では、「ヘッジなし」に比べて国内債券やヘッジありの外国債券との順相関が強いことが確認できる一方で、株式やヘッジなしの外国債券とは逆相関であることがわかる。
前項と同様にリスクオフ局面で、株安、米ドル安とゴールドの上昇が同時に起きたと仮定すると、「ヘッジあり」のゴールドでは米ドルの下落によるマイナスの影響を受けにくいので、より大きなプラスリターンとなり、株安や米ドル安をカバーできる。従って、株式やヘッジなしの外国債券を中心に保有している投資家は、「ヘッジなし」ではなく、「ヘッジあり」のゴールドを組み合わせることで、中長期的にポートフォリオのリスクを低下させることができると考えられる。
出典:東証マネ部!『絶好調のゴールドファンド、ヘッジの有無はどう選べばいい?どれくらい組み入れればいい?』
簡単にいうと為替ヘッジありの方が株式との逆相関が強いというわけです。
暴落時には為替ヘッジありの方がより高いリスクヘッジ効果をもたらします。
しかし長期的には為替ヘッジなしの方が高リターンとなる可能性もあるので、私は半々でヘッジありとヘッジなしを組み入れています。
SMTゴールドインデックス・オープンの為替ヘッジあり・為替ヘッジなしの設定来チャート比較です。
ヘッジなしの方がトータルリターンが8ポイント程高くなっていますね。
このように短期的暴落にはヘッジありが有利ですが、長期的には不明ですので私は為替ヘッジなしも組み入れています。
おわりに
ぶっちゃけ今回の検証でゴールドって本当に魅力的だなと感じました。
株式暴落時にプラスに働くって!?
ゴールド君、凄いねキミ!!
褒めてやりたいです。
私はやりませんが、例えば
- オルカン50%、ゴールド50%
- レバレッジファンド50%、ゴールド50%
こういったポートフォリオも面白いかもしれませんね!
私はやりませんが笑