こんにちは、さるすべりです。
今月4日から20日まで北京2022冬季オリンピックが開催されました。
日本は過去最高の18個のメダルを獲得!
選手の皆さん、本当にお疲れ様でした!!
私は全ての金メダルの瞬間を見たわけではないですが、スノーボード・ハーフパイプの平野歩夢 選手の金メダルには痺れましたね( ^ω^ )
個人的には今回のオリンピックで一番カッコ良かった金メダリストだと思います。
その理由をまとめてみました!!
※以下、敬称を省略し平野歩夢と記載させていただきます
Contents
ハーフパイプという危険な競技
そもそもハーフパイプとはどういった競技かご存知ですか?
ハーフパイプとは、半円筒状の雪上を滑り、ジャンプやターン・宙返りなどの技を決め、得点を競う競技です。
ハーフパイプの1本の演技の最高得点は100点。
高難度の技を決めるほど高得点になります。
得点は、技の「完成度」・「難易度」・「高さ」・「独創性」の観点から決められます。出典:スポジョバ「スノーボードのハーフパイプとはどんな競技?技の種類をご紹介!」
>宙返り
>高難度
>高さ
こういったワードからも危険な競技だと容易に想像できます^_^;
平野歩夢が最もカッコ良かった理由
平野歩夢が最もカッコ良かったと思った理由は、以下の4つのシーンを目にしたからです。
- トリプルコーク1440を3回成功
- 不可解なジャッジに負けない精神力
- 過度に喜ばないクールな振る舞い
- 穏やかで素直で自然体なコメント
順に見ていきましょう。
トリプルコーク1440を3回成功
平野歩夢は決勝で人類史上最高難度であるトリプルコーク1440を3回も成功させました。
トリプルコークとは斜め軸に縦3回転、横4回転するありえない高難易度の技です。
スノーボード自体が危険なスポーツですが、その中で更に危険なことをやっているわけです。
一歩間違えれば大怪我どころか、半身不随や死にも繋がるでしょう。
まさに命懸けです。
どこかの医者が言っていました。
スノーボードは「キ○ガイのスポーツ」だと。
それほど半身不随になる人を多く見てきたのです。
このトリプルコーク1440を3回も成功させた平野歩夢。
どの種目、どの選手よりも命を懸けていたことは明白です。
不可解なジャッジに負けない精神力
決勝2本目でトリプルコーク1440を含んだ最高難易度のルーティンを成功させた平野歩夢。
しかし、不可解なジャッジにより点数は91.75点。
最高難易度のルーティンを成功させた割には低すぎる点数でした。
もちろん会場からはブーイング、海外ではTV中継の解説者が怒りを露わにするなどちょっとしたニュースとなりました。
参考:平野歩夢の2回目点数に米解説も激怒「あり得ない!“茶番”だ」
しかし平野歩夢は負けませんでした。
納得のいかないジャッジ判定を怒りのパワーに変えて、3本目には更に質を高めた同じルーティンを披露、見事96.00点を獲得し優勝!
後のインタビューで
「2回目の点数は納得いっていなかった。そういう怒りも自分の気持ちのなかでうまく表現できた」
と語っています。
普通の人ならばそういった不可解なジャッジをされれば、心が折れたり怒りが空回りしたりしそうですが平野歩夢は違いました。
この精神力は素晴らしい。
過度に喜ばないクールな振る舞い
3本目のエアで大逆転しましたが、点数が表示(96.00)された時には軽くガッツポーズする動作しかしませんでした。
ぶっちゃけ2本目のジャッジの後ですがから、跳び上がる程嬉しいのではないか?と思いましたが意外とクールに立ち去って行きました。
しかしあのガッツポーズでも本人曰く珍しいそうです笑
「もともと自分、あんまり感情とか、ガッツポーズとかあまり…もともとしないタイプなので。今回は珍しい方というか、どちらかというと。本当に、本当に自分のMAXの難易度のものが完璧に決まらないと、なかなかやらないっていうのと。あと、もうやらなさ過ぎてちょっと…どうしていいんだろう、みたいな。もし一番いいの決まったらどうしよう、何にしようみたいなところとかは結構自分で考えちゃったり…」
出所:Yahoo!ニュース「平野歩夢 金メダルで見せた両手ガッツポーズに大テレ「今回は珍しい」「ちょっと恥ずかしいですね」」
同じように2本目の点数表示の時も露骨に納得いかない様子や表情はせずにスッと立ち去って行きました。
この時に不可解なジャッジに対する怒りによって心を燃やしていたとは・・(煉獄さんみたいだ😭)
髪型は派手ですが、振る舞いや動作はクールな人だなーと感心しました。
まさに日本の侍魂です。
穏やかで素直で自然体なコメント
インタビューでの話し方が凄く穏やかで素直で自然体な人だなと思いました。
ゆったりと話されてとても聞きやすい。
しかし言うべきこと、自分の思いはしっかりと伝えます。
先程の「2本目の点数に納得していなかった」、「怒りを表現できた」、こういったことを嫌らしさもなく発言できることは凄いと思います。
アスリートとして忖度した発言ばかりでは個性がない人間になります。
自分の思いをしっかりと表現できる平野歩夢は魅力的な人間なのです。
おわりに
以上が平野歩夢選手が最もカッコ良かった金メダリストと思った理由でした。
もちろん他の選手もカッコ良い人はたくさん居たと思いますが、あくまで個人の感想ということでお願い致します。
それにしてもオリンピックって本当に良いですね!
見ていると感動を貰えます。
そして若者の力って凄いなと。
次から次に凄い人が出て来るので日本の未来も明るいかなと感じます。
私も負けずに若い人たちからパワーを貰って勉強していきたいと思います!