こんにちわ、さるすべりです。
先月ですが、父が鼠径ヘルニア(脱腸)になったという記事を書かせていただきました。
この記事の後に手術をしたのですが、何とか無事に終わって退院する事ができましたので報告させていただきます。😁
さて、今回もそんな父に関する記事となります。
見栄の塊である父
私の父は、とにかく見栄を張る人です。
正直に言いますが、私の家は比較的に立派な一軒家です。これは私の祖父が建てたものでして、庭もいくつもあり石畳もひいてあります。
これ以上家をいじる必要はないと思うのですが、父の暴走は留まる事を知りません。
廊下の漆塗り
元々、私の祖父の時代から家の廊下には漆を塗っていました。しかしながら、私の1人目の子供が生まれてからは、子供のよだれやら何やらで廊下はかなり汚れてしまいました。
ある日、親戚が来る日があったのですが、その日に向けて父が業者を呼んで漆を塗りだしていたのです。
「2人目の子供が生まれて、これから更に廊下が汚れていくのに何故今塗るの!?」と、みんな不思議がっていました。
欅一枚板のテーブル
父が「これ何百万で売れるんやぞ!」と豪語している欅一枚板のテーブルが客室には置いてあります。その大きくて重たいテーブルは客室を占拠しており、座るスペースがかなり狭くなってしまっています。
動かすには大人の男が4,5人必要なので、簡単に移動させる事もできません。
夏に姉が帰省して来た時に、クーラーの付いている客室に泊まらせてあげたいのですが、この欅のテーブルのせいで結局クーラーのない座敷に泊まってもらっている状況です。
立派な門を作る?
「立派な門を作るのが俺の夢なんや!」と話している父は、時折外に出てメジャーで寸法を測っています。
こんな所に門を作っても邪魔なだけだと思うのですが……
上記の行動は全て見栄からきています。
他人から「凄いと思われたい」、他人に「自慢したい」、そのような考えから自分を大きく見せようとするのです。
見栄は資産運用にマイナスに働く
見栄というのは、とにかくお金がかかります。
お金がかかってしまうと、当然その分だけ資産運用に回せるお金が減ってしまいます。
資産1億円以上の本当のお金持ちならまだしも、我々小金持ち程度が見栄でお金を散財していたら、いつまでも経っても資産は増えていきません。
とにかく出費をできるだけ減らして、お金を増やしてくれる資産(株式やREIT)を買い続ける事が大事なのです。
おわりに
「見栄は資産運用の天敵」だという事がお分かりになったかと思います。
ただし、今回の父の行動をあえて擁護するならば、「祖父から受け継いだ家を立派に維持したい。」という気持ちも混ざっていたのかもしれません。
「安物買いの銭失い」という言葉もあるとおり、ある程度確かな品質の物を買う事は重要だと思います。
しかしながら、何百万円もするテーブルや門の必要性は感じないです。😓
そんなお金があるなら、将来の子供の学費として工面して欲しいです。父のお金なので、「俺が何を買おうと俺の勝手だ!」と言われてしまえばそれまでですが…