こんにちは、さるすべりです。
私の保有ファンドに「グローバル・フィンテック株式ファンド」というファンドがあります。
2021年のNISA枠で購入したアクティブファンド(テーマ型ファンド)です。
損益率を確認すると−40%オーバーと、我が保有ファンドの中でも最弱の成績となっています。
どうしてこうなった・・
私のポートフォリオの主軸であるオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式[オール・カントリー])とチャート比較してみたら、ウサギとカメのお話を思い出しました笑
保有ファンドでワースト1位の成績
私は2021年は普通のNISAを利用してアクティブファンド中心に購入しました。
購入した時期によりますが、「ひふみワールド+、大和住銀DC海外株式アクティブファンド、iFreeレバレッジNASDAQ100、iFreeレバレッジS&P500」以外のファンドは損益がマイナスとなっている状態です。
流石、ひふみシリーズであるひふみワールドと大和住銀DC海外株式アクティブファンドは優秀なアクティブファンドだと感じますね!!
特に大和住銀DC海外株式アクティブファンドは2006年から設定されている優秀なアクティブファンドです!!
おすすめのアクティブファンドを聞かれたらこのファンドを挙げますね!!
参考:大和住銀DC海外株式アクティブファンドが「短期でも長期でも運用がうまい投信」に選ばれました!
さて、本題です。
損益がマイナスだったファンドの中でも特に酷いのが「グローバル・フィンテック株式ファンド」です。
損益率は−42.6%です。
次点のインベスコ世界ブロックチェーン株式ファンドが−19.7%なので、独走のワースト1位ですね。
でもね、購入した時はとても魅力的なファンドに見えたのです。
直近成績は本当に素晴らしかったと記憶しています。
ウサギとカメみたいなチャート比較
ここでオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式[オール・カントリー])とチャートを比較してみたいと思います。
このチャートを見てウサギとカメのお話を思い出したのは私だけでしょうか・・
最後は地道に頑張っていた亀(オルカン)に抜かれてしまうという、まさに一緒な構図に見えます。
グローバル・フィンテック株式ファンドはコロナショックからの復活が素晴らしかったです。
底値から高値まで約3倍まで成長しました。
ウサギのような爆発力を感じます。
私がNISAで購入したのはその後ですね・・・
このような急上昇の後にパフォーマンスを見れば、そりゃ直近成績は素晴らしいに決まっています笑
結局は買われすぎていただけで、その後基準価額は急降下、コロナショック後から地道に着実に成長を遂げてきたオルカンに追い越されてしまう結果となりました。
まさにウサギとカメのお話みたいです。
このチャートを見ると、やはり長期投資を行う場合は全世界株式で地道に増やしていった方が良いと感じました。
そして、高いリターンを得る可能性があるファンド(アクティブファンド・テーマ型ファンド)はボラティリティ・リスクがとても高いことが分かりました。
FIRE的に考察すると、
- FIRE後に取り崩していくなら全世界株式ファンドが向いている
- FIRE後に取り崩していくならアクティブファンド(テーマ型ファンド)は向いていない
こう感じました。
ただし
短中期間で資産を増やす場合にはアクティブファンド・テーマ型ファンドは有効な選択肢かもしれませんね。
実際にコロナショック復活後の高値で売却できれば大きな利益になっています。
ただ長期的に保有するとボラティリティが大きいのでメンタル的にキツいだろうなと想像できますね(^_^;)
途中で狼狽売りしてしまったら意味ないので。
おわりに
今回はウサギとカメのお話に例えました。
しかし忘れてはいけません。
オルカンでもボラティリティは十分にあるということを。
カメと言っても、メチャクチャ速いカメです。
結局は株式100%のファンドには違いないので、最悪の場合−50%程度の下落も想定しておかなければいけません。
それを想定して現金クッションを用意したり、債券やゴールドを組み入れたり、自分のリスク許容度に応じた対策を取らなければいけません。
今年は不穏な雰囲気が漂っています。
今のうちに対策をしておいても良いかもしれませんよ!