こんにちは、さるすべりです。
何故今回このようなタイトルの記事を書こうと思ったかというと…
最近、投資信託のアクティブファンドの魅力に取りつかれてしまっているからなのです。
今回の記事では、アクティブファンド初心者の筆者が素人なりに「アクティブファンドの魅力」を伝えます。
おすすめファンドも紹介しますよ。
インデックスファンドとアクティブファンド
投資信託は大きくインデックスファンドとアクティブファンドに分かれています。
インデックスファンドはある株価指数に連動する投資信託です。(TOPIX、日経平均、NYダウ、S&P500など)
特徴としては
- 信託報酬が安い
- 市場平均の成績が得られる
などが挙げられます。
アクティブファンドはファンドマネージャーの独自の銘柄選定によって市場平均よりも良い成績を目指す投資信託です。
特徴としては
- 信託報酬が高い
- 市場平均よりも良い成績が得られる(とも言い切れない)
と言われています。
上の(とも言い切れない)がポイントです。
実はほとんどのアクティブファンドは市場平均であるインデックスファンドに勝てないと言われているのです。
少し話をさかのぼります。
私が投資信託を買うようになったのは、つみたてNISAを始めた約3年前です。
金融庁のお墨付きのとおり、優良な投資信託とは「信託報酬が安く長期・積立・分散投資に適した商品」とされていました。
その結果、つみたてNISAに採用されたアクティブファンドはごくわずか。
私自身も「インデックスファンドこそが資産運用の最適解」と思うようになっていきました。
特にネット界隈で推奨されていたインデックスファンドは「S&P500」に連動するものでした。
かの有名なウォーレン・バフェットも「S&P500」をおすすめしたことも影響しているのでしょう。
私自身は米国以外の海外株の成長の可能性も捨てきれなかったので、つみたてNISAでは「eMAXIS Slim 先進国株式」をメインに積み立てました。ちなみに、最新の今月分では「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」を購入しています。
ともあれ、3年前からつい最近まで私の中でのアクティブファンドは
信託報酬が高いくせにインデックスファンドに負けるボッタくり投資信託
というイメージがこびりついていたのです。
アクティブファンドを見直すようになったきっかけ
なぜここにきて私はアクティブファンドを見直すようになったのでしょうか。
それは自分自身が書いた記事が導いたといっていいでしょう。
それは↓のふたつの記事です。
最近私はFund of theYear 2020に投票しました。
投票した投資信託はグローバル5.5倍バランスファンドです。
投票したくせに自分のポートフォリオに入ってないのは、やはり自分自身に納得がいかないので新しくポートフォリオを組みなおすことにしました。
実はこのグローバル5.5倍バランスファンドは、松井証券での投信毎月現金還元サービスの対象となっているんですね。
このファンドはなんと年率0.3%も現金で還元されます。
この現金還元サービスはアクティブファンドのような信託報酬が高いものだけが対象です。
そこで私は気づいたのです。
インデックスファンドの成績を凌駕するアクティブファンドを保有できれば、松井証券の投信毎月現金還元サービスと併せて、有利に資産運用を行えるはずだと。
というわけで、私は「信託報酬が高いだけのボッタくり」と思い込んでいたアクティブファンドを真面目に調べてみようと立ち上がったのでした。(てゆうか松井証券が現金還元サービスを始めた時に調べとけよ過去の俺、、このバカ野郎!!)
その先で知ったアクティブファンドの世界に私は心をうたれました。
「インデックスの王道といえる全世界株式インデックスのパフォーマンスを凌駕しているアクティブファンドってこんなにあるのか!?」
はっきり申し上げますと、信託報酬が高いことなどどうでも良いと思えるほどの素晴らしいパフォーマンスなのです。
「インデックスファンドが最適解」という凝り固まった先入観を脱ぎ捨てる時が訪れた瞬間でした。
私のおすすめファンドと全世界株式を比較
一例として私のおすすめするアクティブファンドと全世界株式インデックスの成績を比較してみましょう。
※ここで紹介するアクティブファンドは今後私が保有していく予定のファンドでもあります。
私のおすすめのファンドはズバリ!!
になります。(詳しいファンド情報はリンク先公式をご覧ください)
さて、基準とする全世界株式(eMAXIS全世界株式インデックス)と比較してみましょう。
期間/年率リターン(%) | 全世界株式 | 厳選投資 | 大和住銀海外株 |
6ヶ月 | 29.7 | 42.1 | 55.1 |
1年 | 8.1 | 14.1 | 35.0 |
3年 | 4.8 | 9.5 | 16.4 |
5年 | 6.4 | 11.1 | 14.3 |
10年 | 11.6 | 17.2 | 16.5 |
(データ出典:松井証券銘柄詳細情報R2.11.22付)
両ファンドとも、どの期間をみても全世界株式をアウトパフォームしていることが分かります。
さらに両ファンドとも松井証券なら年間0.4%の現金が還元されます。
もう最高ですね!!
よく成績がよいアクティブファンドがあっても、「たまたま」だとか「ファンドマネージャーが変わったら成績が悪くなる」とか言われることがあります。
しかし私的には、10年間のパフォーマンスが素晴らしかったら
もう立派なファンドだって認めてあげよう!!
と声を大にして言いたいです。
10年経っても「たまたま」と言うのはあまりにも可哀そうすぎますよ。
私は上記のアクティブファンドは投資に値する素晴らしいファンドだと思います。
往年のアクティブファンド投資家にとっては、今さら私に言われるまでもなく「当たり前」と思っていることでしょうが、つい最近この世界に入門した筆者にとってはまさに目からウロコな状況なので許してください。
おわりに
今回、「インデックスファンドが最適解」という思考停止から殻を破り新しい世界に足を踏み入れました。
正解かどうかは10年、20年後にしか分かりませんが、自分で十分に納得して行動した結果ですので後悔はしないと思います。
後日、新しく公開するポートフォリオには今回紹介した2銘柄は入れる予定です。
もちろんグローバル5.5倍バランスファンド(これはアクティブかインデックスかよく分からない..)も入れる予定です。
これ以外にもいくつかアクティブファンドを組み入れます。
また、つみたてNISAの積み立てもアクティブファンドに切り替えたいと思います。
こうご期待。