こんにちは、さるすべりです。
先日以下の記事を読みました。
一方、18年の買付額931億円のうち、17%の158億円が翌19年に売却されていた。
YAHOOニュース「日本人はなぜ「つみたてNISA」をすぐ売却してしまうのか」より※リンク切れ
40万円分の投資信託を20年間非課税で保有できるつみたてNISA。
意外にも数年で売却してしまう人が結構いるのだ。
もったいない話である。
目先の利益に目が眩む人たち
ここ数年株価の調子が良いです。3年前からつみたてNISAをしていた人はほぼ全員含み益でしょう。
そのせいで、売却してしまいたい欲望にかられるのかもしれません。
特につみたてNISAから投資を始めた方は、たかだか数十万円の利益にも目が眩んでしまう可能性があります。
先日の職場での出来事です。
「日経平均3万円超えててヤバイよね。そろそろ暴落するって知り合いの社長も言ってたし、つみたてNISA一旦売ろうと思うんだ」
このようにとある先輩は話していました。
つみたてNISAの趣旨を全く理解していない!!
私は聞いていて残念な気持ちになりました…
世界株式を20年間保有すれば、ほとんど年率5%前後のリターンに収束するのです。そのため、つみたてNISAは20年という期間に設定されています。
つまり理論上は40万円が20年経つと約100万円になります。1年につき60万の利益が約束されているようなものです。(この時の非課税の恩恵は12万円)
それを、たかだか数十万円の利益のために貴重な3年分の非課税枠を捨ててしまうなんて馬鹿げています!!
つみたてNISAは絶対に20年間保有しよう
というわけで、つみたてNISAを売却するような愚かな行為はやめましょう。
つみたて期間の前半20年は大変かもしれませんが、売却が始まる後半20年は天国です。
毎年100万円(利益は60万円)が20年間ポケットに入ってくるのです。
老後2,000万円問題も解決ですね ♪