こんにちは、さるすべりです。
今年もいよいよあと半月になりました。年末の大掃除をぼちぼち始めたいと思います。
さて、資産運用をしていると色んな横槍が入りますよね。私にとっての横槍は多くが父によるものです。
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父からの文句
資産運用で株式を保有していると、配当金通知や株式総会の封筒が良く届きます。
それらの封筒が届く度に父からの文句が浴びせられます。
「こんな株買っても損するだけやぞ!」
「ファンドなんか銀行に手数料取られて儲からんぞ!お金なくなっても知らんぞ!」
「貯金が1番貯まるんや!」
このような文句が飛び交うのです。
文句の内容を見てもらえば分かると思いますが、父は昔株式投資をしていた事もあり、ある程度の知識はある方なのです。
しかし、いかんせん情報が一世代前なので話が噛み合わないのです。
父が封筒を見て文句を言ったというファンドは「上場インデックスファンド米国株式( S&P500)1547 」です。※現在ジュニアNISAで保有しているETF
おそらくファンドと書いてあるだけで、信託報酬や買付手数料が高い銀行の投資信託を想像してしまうのでしょう。
投資家の神様であるウォーレン・バフェット氏も勧めるS&P500のETFであり、信託報酬も0.15%(税抜)であるETFへの文句としては全くもってお門違いなのです。
何も良く分かっていないのに思い込みで批判してくるものですから、こっちもついカッとなって反論してケンカになってしまうのです。
「○○建設の株を災害があった時に買うといいんや。」と言ってますが、私の配当金を重視した投資法とは全く別物なので意見が合うはずもありません。
そもそもETFすら知らない気がします…
資産運用が浸透するには
株式投資をしていた父ですら資産運用に対する知識が浅いのですから、まだまだ一般の人には資産運用が浸透していないのだろうなと感じています。
「ギャンブルのように危険なもの」
このような意識が蔓延しているのでしょう。
それでも昨今、iDeCoやNISAなどの制度により多少なりとも資産運用を始める方が増えてきたのも事実です。
実際に私の妻も、iDeCoとつみたてNISAから始まり、現在では特定口座でも投資信託を保有するまでになりました。
熱心に資産運用の重要性を説明してきた結果だと思います。
また、「老後2,000万円問題」が取りざたされてからも資産運用に興味を持った人は増えてきたと思います。
結果として、「非課税制度」や「老後の不安を煽る」ような、いわゆる政府主導の政策により資産運用を行う日本人は増えているのではないでしょうか。
なお、今後は銀行などの預金口座維持手数料が始まる可能性があります。
そうなれば加速的に資産運用を行う人は増える事でしょう。
おわりに
私は資産運用が当たり前になる日を願っています。
ただ中々他人に勧めるのは難しいです。
人の責任はとれないですからね。
まずは身近な家族からという事で、妻や子供(ジュニアNISA)には資産運用をしてもらっています。
特にジュニアNISAは、高校卒業まで最低18年間は運用する事になるので、その時には資産運用の効果を子供に示す事が出来たらなと思います。
その時になって損していたら笑えないですが(笑)