こんにちは、さるすべりです。
リタイア生活を目指している人は多いと思います。
私もそうです。
リタイア生活を目指す上では「お金のなる木」を育てることが必須です。
Contents
お金のなる木とは
そもそも「お金のなる木」とは何でしょうか?
皆さんイメージが湧くでしょうか?
私が育てたい「お金のなる木」とは
ズバリ「不労所得」の事です。
自宅の庭に不労所得を運んでくれる「お金のなる木」があったら最高だとは思いませんか?
私は自分の庭にお金のなる木を育てたいのです。
不労所得とは
不労所得とはその名のとおり、労働しなくても貰える所得のことです。
普通であれば所得を得るには、何かしらの労働をする必要があります。
私も社会人として働いていますが、辛い出来事もたくさんあります。
正直いつも辞めたいと思っています……
しかしながら、明日の生活の為、家族の為に、重い腰をあげて職場に出掛けて行くのです。
不労所得とは、このような大変な苦労をする必要もなく勝手にポケットに入ってくる所得のことです。
まさに夢のような所得です。
不労所得の王道
このような夢のような所得は実際に存在するのでしょうか?
はい、実際に存在します。
不労所得の王道は
ズバリ「株式投資」です。
実際に私は「日本の高配当株」や、同じ様に日本の東京証券取引所で売買している「J-REIT」や「海外REITのETF」を購入し配当金や分配金を手に入れています。
(REITは株式ではないですが同じようなものです)
※現在はインデックスファンドによる運用を行っています
これらの行為には労働のような苦労は存在しません。
ただ、証券口座を開設し入金して購入ボタンを押すだけです。
誰だって簡単にできます。
もちろん、デイトレーダーのように日々売買を行う投資家の場合は労働として該当するかもしれません。
しかし私のように、一回購入した後は長期保有するスタイルでは労働のような苦労は存在しないのです。
リタイアという目標
もしも、今私が不労所得だけで生活できるようになったなら
今すぐ職場を辞める
と思います。
このブログの第一目標は「FIRE」です。
※FIRE=「Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期リタイア)」
働く必要がなく食べていけるなら、すぐに職場を辞めリタイア生活を送るつもりです。
とは言っても、今の私の年間の不労所得(配当金・分配金)は50万円程度ですので(32歳現在)
そんな日が来るのはいつの話だろうか…
もしかしたら普通に定年まで働いているかもしれませんね。
セミリタイアという選択肢
ここまでは不労所得だけで生活することだけを考えていましたが、セミリタイアと言う選択肢も考えています。
セミリタイアとは、フルタイムの仕事はせずに普段はのんびり過ごし、必要に応じアルバイトなどで生活費を補う生き方です。
つまり不労所得と労働収入の二つの収入で生きていくライフスタイルです。
こういった生き方も十分にアリですね。
現状でセミリタイアを考える
今の私は、株式やREITの配当金・分配金で不労所得を得ています。
年間約50万円ぐらいになると思います。
無謀過ぎますが、この状態でセミリタイアを考えてみましょう。
私は節約家ですので、月20万円(年240万円)もあれば十分に生活できると仮定します。
アルバイトの時給は1,000円で月に10日しか働かないと仮定します。
☆条件☆
- 不労所得:50万円
- 年間生活費:240万円
- アルバイト時給:1,000円
- 月間労働日数:10日
〔必要な労働収入〕
240万円 - 50万円 = 190万円
〔毎月必要なアルバイト代〕
190万円 ÷ 12ヶ月 = 約16万円
〔1日で必要なアルバイト代〕
16万円 ÷ 10日 = 1.6万円
【結果】
16時間のバイトを10日実施でセミリタイア可能
どうでしょうか?
何とかセミリタイアする事ができそうです。
………
いやいや、待て待て!
こんなの全然嬉しくないです…
なんで1日に16時間も働かないといけないのか。
朝から深夜まで働けと?
こんなのは私の思うセミリタイア生活ではありません。
全然のんびりと働くライフスタイルではないです。
現実的なセミリタイアのラインとは
1日に16時間も働かなければいけないのは論外です。
個人的には、8時間以内のアルバイトを月10日であれば許容範囲内です。
では、その条件をクリアするのに必要な不労所得はいくらになるのでしょうか?
不労所得が150万円ある場合を考えてみます。
☆条件☆
- 不労所得:150万円
- 年間生活費:240万円
- アルバイトの時給:1,000円
- 月間労働日数:10日
〔必要な労働収入〕
240万円 - 150万円 = 90万円
〔毎月必要なアルバイト代〕
90万円 ÷ 12ヶ月 = 7.5万円
〔1日で必要なアルバイト代〕
7.5万円 ÷ 10日 = 7千5百円
【結果】
7.5時間のバイトを10日実施でセミリタイア可能
不労所得が150万円あれば何とかセミリタイアできそうです。
しかしながら、150万円もの不労所得を得るには今の資産を3倍にする必要があります。
セミリタイアが視野に入るまでも長い年月がかかりそうです。
実際にセミリタイアをするかは分からない
もしセミリタイアが視野に入ったからと言って、実際に行動に起こす自信は正直ありません。
セミリタイアが視野に入る頃には40〜50歳になっている可能性があります。
その時に果たして
アルバイトをするモチベーションがあるのか?
という問題です。
ひとまわりも離れた若者のアルバイトに頭を下げて仕事を教わったり出来ますか?
つい最近まで会社の中軸を担っていた人間が、そこまでプライドを捨てれますか?
なかなか今の地位を捨ててアルバイト生活に切り替えられる人間は少ないと思います。
別の不労所得で代用すれば
しかしながら、生活費の不足分を更に別の不労所得で補えばアルバイトをせずにリタイアする事も可能です。
例えば、「グーグルアドセンス」、「アフィリエイト」、「ストックフォト」などが挙げられます。
ただし、上記で十分な不労所得を得るまでには、長い年月の作業が必要です。
もちろんサイトの更新とメンテナンスも継続しなけれいけません。
ですので株式投資のような完全な不労所得とは言えないでしょう。
それでも、アルバイトのようなストレスは感じないと思いますので、上記のような不労所得と合わせて年間240万円の所得を超えるようであれば、十分にリタイア生活ができるのではないかと思います。
元本を切り崩せばもっと早くにリタイア可能
今までの話は元本を切り崩さない前提の話でしが、実は保有している株式等を売却していけばもっと早くリタイアが可能になります。
しかし、資産が減っていく事は一種のストレス要因にもなりますし、子供たちに残す財産も全くないのは余りにもかわいそうなので、私は資産の売却によるリタイアをするつもりはありません。
あくまでも株式やREITのもたらす配当金・分配金からのリタイアを目指そうと思います。
追記:FIREの4%ルール
この記事を書いた時にはFIREの4%ルールという考え方を知りませんでしたので、配当金・分配金だけを株式投資の不労所得として計算していました。
しかし株式投資には配当金以外にも株価上昇によるキャピタルゲインを得ることができます。
実は配当金投資よりもキャピタルゲインを狙った投資の方が税金的、複利的にもお得です。
なるべく税金を先延ばしにして複利効果を高める方が資産形成のスピードが早くなります。
このキャピタルゲインを目的としたインデックスファンドによる投資でリタイアする方法がFIREの4%ルールです。
近年はこの4%ルールでリタイアを計算するのが主流です。
具体的に生活費が年240万円の人ならば、株式インデックスファンドを中心とした6,000万円の資産を用意すればリタイア可能となります。(6,000万円×4%=240万円)
毎年4%の切り崩し金額内で生活すれば30年後に高確率で資産が残っているという研究結果に基づいています。
(それどころか多くのパターンで元本よりも資産が増えるというデータがあります)
実際、配当金・分配金でのFIREを考えるよりも4%ルールの方がリタイアする資金が少なくて済みます。
配当金は全てに約20%の税金がかかるので、配当金利回り5%の株を集めてはじめて4%貰える計算になります。
(インデックスファンドの取り崩しなら、取り崩した全額ではなく売却益の部分にしか税金はかかりません)
つまり4%ルールならば必要資金6,000万円、配当金・分配金ならば必要資金7,500万円となります。
しかし配当金投資でもキャピタルゲインは望めます。
(配当を出さないインデックスファンドよりも少なくはなりますが)
他にも暴落時でも下がった株を売却せずに配当金だけで生活できるメリットもあります。
(4%ルールでは暴落時に保有ファンドを売却すると30年後に資産が無くなる可能性が高くなります)
こう考えると、4%ルール、配当金投資、どちらでも好きな方法を選べばいいと思います。
おわりに
以上、リタイア生活(FIRE)を目指し「お金のなる木」を育てようという記事でした。
不労所得のみでリタイア生活できるまでには長い年月が必要ですが、毎年毎年不労所得を生み出してくれる資産を購入して「お金のなる木」を太く大きく育てていくことが必要です。
その為には、仕事を頑張り、節約をして、更には副業にチャレンジして、可能なかぎり多くの資産を購入できるようにしていきたいです。
目標は50歳まで…
いやいや、40歳までにはリタイア(FIRE)するぞー!!