こんにちは、さるすべりです。
私の令和3年10月1日時点での資産は約2,650万円です。
実はこれだけの資産があれば、元本を維持したまま家を購入できる可能性があります。
FIREの4%ルール
FIREの4%ルールとは、資産を株式投資(債券含む)で運用すれば、毎年元本の4%取り崩しでも高確率で資産を維持したまま生活していく事ができるという考え方です。
例えば、6,000万円の資産を貯めれば「6,000万円×4%」で年間240万円(月20万円)の取り崩しでも生活していく事が可能となります。
月20万円もあれば最低限の文化的な生活を送る事は十分に可能ですね。
なお4%の根拠は、アメリカ株式の成長率7%からインフレ率3%を引いた数値からきています。
日本の場合はインフレ率3%もないので5%ルールを適用しても良いという考え方もあります。もちろん、投資先はS&P500や全世界株式等に投資する必要があります。(日本株や新興国オンリーは中々リスキーです)
2,650万円あれば住宅ローンの支払いも余裕です
本題に戻りますが、2,650万円の資産があれば「2,650万円×4%」で年間106万円(月約8.8万円)の取り崩しが可能です。
仮に3,000万円の住宅を購入し「月8.3万円×30年」の住宅ローンを組んだとしても、資産(2,650万円)の4%取り崩しでローン支払い分をカバーできるのです。
しかも、完済後にも元本2,650万円が残っているというオマケ付きです。
最高ですね。
しかし、必ずしも完済時に元本が100%残っている訳では無いので注意しましょう。
株式の成長率が7%といっても、毎年綺麗に7%のリターンがある訳ではありません。+30%の年もあれば−30%の年もあります。平均して7%です。
リターンがマイナスの年は元本が減るのは考えれば必然ですね。
おわりに
4%ルールを知っていれば現金一括で家を購入する事は愚行だと分かります。
住宅ローンの金利よりも株式投資のリターンの方が遥かに上回っているので、住宅ローンを組んで投資をする方がお得なのです。
多くの人にこの考え方を知って欲しいですね〜。
さて、住宅ローンの支払いをカバーできるだけの資産を貯めた事は少し誇らしいです。
最近の若い子はすぐに家を買いますが、私ぐらいの資産を貯めてから買う事を勧めたいですね。
資産が無いうちに毎月の住宅ローンの支払いに追われてしまうと、20代で資産運用に拠出する金額が少なくなってしまいます。
資産運用は「どれだけ早い時期」に「どれだけ多い金額」を運用に回せたかでほぼ決定します。
若い内に多額の住宅ローンを負ってしまう時点で、一生働き続ける人生になる確率はグッと上がると思います。
私自身は実家住まいですので、家を購入する予定は全くありませんし、今すぐにリフォームの予定すらありません。
まだまだボーナスタイムは続きます。
今ある資産(2,650万円)を丸々太らせていき、毎月の追加投資も怠りません。
FIREを目指し突き進みます!!